バレエピアニストとして絶大な人気を誇る山西由実さんのバレエレッスンCD。 山西さんのアレンジは絶妙で、曲を聴くだけで、体が動いてしまいます。
こちらのCDは、人気のセレクションシリーズの第8弾。
このCDでは、白鳥の湖とドンキホーテがメインとなっています。
純粋無垢な”白”と、明るく情熱的な”赤”の対比がテーマ。
人間の感情には、穏やかで冷静な”白” と 熱く燃えるような ”赤” の両面がある!と山西さん。
オデット、キトリ、シルフィード、マノン・・・それぞれのキャラクターが持つ個性を表現しつつ、その個性に見え隠れする ”白” と ”赤” の部分 をイメージ・・・。
普段のバーレッスン、センターレッスンから、表現力を磨きたい!という方にオススメの一枚です。
バレエファンならどの人でも知っている!名曲ばかりですので、BGMとしても♪
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山西由実さんからのコメント
セレクションシリーズ第8弾となる今作品のテーマは、白と赤の対比。
この対比と言う言葉から皆さんがイメージされるものって何でしょうか?
例えば静と動。
しっとり感と躍動感。
そして喜怒哀楽 → 白鳥の哀とドン・キホーテの楽。
月と太陽 → 深い夜の闇に包まれた湖畔に浮かび上がる、湖に映し出される月とバルセロナの広場に明るく燦々と降り注ぐ太陽。
囚われの身にある王女オデットの悲哀と、自由奔放な町娘キトリの楽天的なキャラクターなどなど様々な対比を選曲やアレンジ、演奏法で表現出来るように、そして聴いて頂く方に音楽でその対比を楽しんで頂けるようにと考えて制作致しました。
そして更に面白いと感じて頂けるならば、男性と女性の対比もその一つです。
ジークフリート王子、バジル、ジェームズ、ソロルなどそれぞれ愛を誓った女性がありながら他の女性に心を奪われてしまう男性達と、オデット、キトリ、シルフィード、ニキヤ等恋人一途の純粋な女性達のキャラクターとの対比もところどころ音楽で表現されているので、少し意識して聴いて頂くと面白いかもしれません。
唯、これだけは聴く人の感性に大きく左右されるものですので、最初は全然解らない…と言う人もおられるかもしれませんが、繰り返し聴いていく内に何か少しでも感じて頂けるようになるのではないでしょうか?
今作品を益々面白く、また違った感覚で楽しんで聴いて頂けると嬉しく思います。
エネルギッシュなレッドカラーをベースに、弾けるようなキトリが描かれているジャケットデザインは、日本イラストレーター協会より2015年度最優秀イラストレーター賞を受賞されました。
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全曲視聴できます。是非見てみて下さい。⇒ https://youtu.be/DcG-115ptJI